国家資格のあれこれ

国家資格は、ステイタスの高い種類が非常に目立ちますが、「司法試験」はその最たる例とみなしてもよいでしょう。司法試験も随時変化していますし、最近は私が若いころと比べて難易度も控えめになってきましたが、それでもまだまったく油断の出来ない試験制度になっていることは変わりません。

 

司法試験といったら弁護士が有名ですが、それだけではなくて、検察官や裁判官になるための登竜門でもありますね。司法試験に受かるには、多くの場合膨大な勉強量が必要で、合格者に話を聞くと、「何年も受けてやっと受かった」といったエピソードが聞こえてくることも日常茶飯事です。私が知っている合格者は、学生の頃から何年も専門のスクールに通って勉強していますが、人生を賭けて勉強していることがそこから感じられました。

 

実際に、合格者の平均年齢は30歳近くになることが多く、楽しいはずの20代の生活の大部分を勉強にささげた例が多いことがそこからもわかりますね。これから受けようと思う場合、まず受験資格を手に入れるために、法科大学院課程を終了したり予備試験に合格したりしないといけません(予備試験は、平成23年度から実施されるようになったばかりですが)。

 

このように司法試験はかなりの難易度の高いハードルですが、日本の法曹界を背負って立つ人材を輩出するという目的で考えればその難しさも納得がいくでしょう。私も、若い法学部の学生等にもっと司法試験に目を向けるように機会があれば伝えています。